人間の機器操作特性の分析
(メディア通信工学実験IIIの中の1テーマ)

茨城大学 工学部 メディア通信工学科 専門科目(必修科目)


2015年度の開講 ‥‥ 後期・木曜日・3, 4, 5講時

目的

人が使いやすい機器を設計するためには,人の特性を理解する必要がある.それ によりはじめて,人間中心設計(human-centered design)が可能になる.ここで はその基礎となるマウス操作,キーボード操作を取り上げ,人間の反応時間を測 定して,そこに横たわる法則を知る.

概要

マウス操作に要する時間を計測するソフトが用意されている ので,それを用いて各自の操作のデータを取得する.それを各自のC言語プログラム を用いてデータ処理し,結果をグラフ化し,理論式(Fittsの法則)に当てはめて特性を評価する. 実験は次の3部から構成される.
  • マウス操作の反応時間を測定し,データを収集する.
  • C言語プログラムとUNIXコマンドを活用し,得られたデータを処理する.
  • gnuplotを用いて,グラフ化,カーブフィットし,結果を整理し,考察する.
この実験は,実験結果と法則式の関係を考察するという意味で目的が明確であ るが,実験計画(=どのような条件や手順で実験を行なうか)や分析方法は実験 実施者に委ねられている.そして,実験計画や分析方法が結果の明晰性や妥当 性を大きく左右する.


矢内浩文の教育活動:担当授業へ ]