ドクターペッパー


ドクターペッパーとは,あの「清涼!」飲料水,Dr. Pepper である.(カクテルの名としての Dr. Pepper との関連性は,僕には定かではない.)

僕の世代(僕は1962年生まれ)には,あれがどうしてもイヤだという人が多い.自動販売機でコーラのボタンを押そうとしている人の後ろからドクターペッパーのボタンを押すというのが,「いじめ」とみなされる程である.

それでも販売量は危機的ではないようで,そっくりさんの Cherry Coke や,ちょっと変わった味の ChaTea,Paradise Tea のように姿を消すこともなく,細々とではあるが,売られ続けている(因みに,僕は ChaTea のファンだった.ChaTea がなければ代替品として Paradise Tea を買っていたのに,それまでも....).

しかし,飽くまでも細々となので,“ドクペ”好きの間では,どこどこの自動販売機には入っているという情報交換が何気なく交わされている.

幸い,小田急,玉川学園前駅から玉川大学工学部へ来る途中の自動販売機のひとつにはちゃんと入っている.が,油断は出来ない.最近ではあまりないが,数年前の夏には時折売り切れになっていたこともある.

日本全国どこでも買える訳ではないことをご存じだろうか? 例えば,関東では売っているが,東北では売っていない——少なくとも5年ほど前はそうだった.(はっきり把握できている人は多くないかもしれないが)太平洋側でいえば,関東と東北の境目は茨城県と福島県の間にある.福島県に実家があって仙台(宮城県)に住む友人にドクターペッパーをおみやげに買って行ったこともある.

このように,日本では立場の弱いドクペ好きだが,アメリカで1億3千万人以上を対象にした調査結果(USA Data Inc.)によれば,14.9% の人々が Dr. Pepper を飲んでいるそうだ.これは清涼飲料水(soft drink)の7位で,炭酸飲料としては,何と堂々の5位である!

検索エンジン(例えばAltaVista Search)で“Dr. Pepper”を検索してみると,じゃんじゃんヒットして,アメリカにはドクペ好きが多いことが分かる.因みに,日本のサイトもいくつかヒットし,ファンは少なくないことが分かる.

ところで,近年のものは,昔(20年ほど前)に比べて味がマイルドになってしまってつまらない気がするのだが,気のせいだろうか?
どうもこれは気のせいではないようだ.町田/相模原に住むようになった1991年からは「海老名産(神奈川)」のものばかり飲んでいた.しかし最近「利根産(茨城)」を飲んでみたら昔の記憶が蘇る“強い”味であった!


Copyright 1996 Hiro-F. Yanai. All Rights Reserved.
1996年6月6日作成
1998年3月1日,1998年3月11日更新
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矢内 浩文の「素性」の頁