第7回スーパーヒッツクラブ「産学連携交流会開催」
〜新たなネットワーク構築による新事業創出〜
2007年9月25日(火)
日立地区産業支援センター 第2・3研修室 にて
矢内浩文:ランダム性の人間情報学とその応用
yanai@mx.ibaraki.ac.jp


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2007年10月19日(金)更新

■ 当日ご参加いただいた体験1の結果

実験の結果をグラフ化しました.「f」は女性,「m」は男性,数字は年齢です.同一年齢の方はa, b, …で区別しました.

■ プログラム

話題提供講演I
「カラーをコミュニケーション力アップに活用」〜魅力的な男性に見られるカラーマジックを味方につけて、チョイワルおやじに変身しましょう〜
白土祈歩(色彩心理カウンセラー 日立商工会議所 女性起業家交流グループ「みゅーずNET」副会長)

色によって知らず知らずのうちに、『自分のキャラクター』が作り上げられていることに、多くの人は気づいていません。また、好きな色と似合う色が違うこともあまり気づいていないようです。思い切りイメージを変えてみたい、自信の持てるカッコいいおじさんになってみたいと考えている方、チョットだけアドバイスいたします。

話題提供講演II
「ランダム性の人間情報学とその応用」
矢内浩文(茨城大学工学部メディア通信工学領域 講師)

日常語では「いい加減」と「ランダム」は似たようなことばですが,科学的表現の中では意味が異なります.いい加減はやりたいようにやることですが,やりたいようにやっていてはランダムになりません.よほど頭をつかわないとランダムにはなれません.この講演では,ランダムとは何か,ランダムさはどのようにして測れるのか,人間はどれくらいランダムになれるのか,人間のランダムさから何が分かるのか,を紹介します.

■「ランダム性の人間情報学とその応用」の発表概要

▼導入話題
  1. バーバル情報とノンバーバル情報 (言語情報と非言語情報)
  2. 身体の揺れで人物を見分ける ← ノンバーバル情報の活用例
▼本題
  1. 体験1:ランダムに書く
  2. 人間特性の例:錯視=視覚の錯覚
  3. 感情と情報処理:感情は合理的な判断を妨げるのか?促進するのか?
  4. 体験1の分析
  5. 人間によるランダム系列生成の性質
  6. 応用例
  7. 【参考】ランダム系列生成と類似の能力を要する課題の例:ストループ課題.
  8. 私たちの研究結果


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