大文字と小文字
は区別されます
【例】
ListPlot
と
Listplot
は全く別物です.
変数の掛け算に関する注意
例えば
x
と
y
を掛けるには
x
と
y
の間にスペースを入れて
x y
とするか,掛け算の記号を使って
x*y
とします.
xy
と書くと,
xy
という名前の新しい変数の意味になってしまいます.
計算順序を指定する括弧には ( ) 以外は使えません
Mathematica
では,
{ }
や
[ ]
は特別の意味でのみ使われるため,計算順序を指定する括弧としては使えません.括弧が2重以上になる場合にも
( 3 ( x + y ) - z )/2
のように使います.
添え字を変数として使うことが
できます
Mathematica
ver 3.0 では
x
2
や
x
n
のような表記を用いることができ,添え字を変数として使うができます.これで,より直感的な表現で添え字の操作ができます.(
注意:矢内の不見識で「添え字を変数として使うことはできません」としていましたが,誤りでした.[1999.02.01]
)
【変化する添え字の使用例】
x
n_
:= 1/n
2
と定義し,入力パレットを使って作成した
を実行すればπ
2
/6 を得る.
【変化する添え字の使用例(添え字表記を用いない場合)】
テキスト表記で変化する添え字を使うには次のようにします.
x
n
= a + n h
(a と h は定数)としたいなら,
n
を引数とする関数
x
を
x[n_] = a + n*h
のように定義すれば,
n
を変化させて使うことができます.