ショートカットのすすめ:Winの場合
1999年1月29日作成/1999年2月12日更新
僕はMacを愛用しているが,携帯性に優れたサブノートパソコンを使うときには(やむを得ず?)でWindows 95/98やWindows NTを使う.
Windowsの最大の長所はキーボード・ショートカットの豊富さである.ショートカットを使えばマウスなどのポインティング装置に手を移動する必要がないので,作業効率が格段に上昇する.
ここに改めて書くのも恥ずかしいものから,意外に知られていないと思われる内容まで,僕の使っているショートカットを紹介する(順不同;そのうち整理分類するかもしれません).
【表記法】 | |
Win+E | :Windowsキーを押しながらEを押す |
Shift+Alt+Tab | :ShiftとAltキーキーを押しながらTabを押す |
Alt+Space / M | :Altキーを押しながらスペースキーを押し,それらをはなしてからMを押す |
Microsoft Word 付属の“Microsoft数式エディタ”でマウスを使わずにキーボードだけで入力する方法——マウス使用時の3倍の速さ!(矢内の主観による) | この方法はいわゆる裏技ではない.“Microsoft数式エディタ”は Design Science, Inc. の MathType というソフトの簡易版であり,僕はその MathType(Mac版)を昔から愛用していて,そのマニュアルに載っているキーボード・ショートカットも愛用していた.そのショートカットを一般原則「MacのCommandキーはWindowsのContorlキーに対応する」をあてはめたらそのまま機能したということに過ぎない. |
Win+E | エクスプローラを起動する. |
Win+F | 検索を起動する. |
Win+M | 開いているウィンドウを最小化する. |
Shift+Win+M | Win+Mで最小化したウィンドウを元に戻す. |
Win または Control+Esc | スタートメニューを開く |
スタートメニューが開いた状態でキーを押す | そのキーで始まる項目が選択される. ※ただし“プログラム”や“お気に入り”など,開始キーに関わらずあらかじめ割り当てられているものもある. ※同じキーで始まる項目がある場合には,キーを押すごとに選択が切り替わる.選択を確定するにはEnterを押す. |
スタートメニューが階層的に開いた状態で AltやEscを押す | Alt:スタートメニューの選択が解除になる Esc:スタートメニュー項目の選択が1階層分解除になる |
Alt+Tab | 開いているウィンドウの選択メニューが表示される.Altキーを押したままTabを押すごとに選択が移動する.所望のウィンドウが選択されたらキーを離す. ※移動をキャンセルするには,Altを押した状態で何かキーを押す. |
Shift+Alt+Tab | Alt+Tabとは逆回りに選択が移動する. ※Alt+Tabで移動中にAltキーを押したままShiftを使えば一時的に逆回りになる. |
Win+Tab | Alt+Tabと類似.ただし選択はタスクバー上に表現され,選択確定にはEnterを押す. |
Control+Tab | 設定ウィンドウ中のタブを移動する.タブとは,例えば,“コントロールパネル”の“画面”にある何枚も重なったアレ. ※Shiftと組み合わせれば逆回りになる. |
キーを押す(エクスプローラなど) | エクスプローラやファイル選択ダイアログで使えば,そのキーで始まる項目が選択される. ※同じキーで始まる項目がある場合には,キーを押すごとに選択が切り替わる. |
Backspace(エクスプローラなど) | エクスプローラやファイル選択ダイアログで使えば,ひとつ上の階層に移動. |
Delete(エクスプローラなど) | エクスプローラやファイル選択ダイアログで使えば,ファイルやフォルダーの削除. |
F2(エクスプローラなど) | エクスプローラやファイル選択ダイアログで使えば,ファイル名変更可能状態になる. |
Alt+Enter(エクスプローラなど) | エクスプローラやファイル選択ダイアログで使えば,プロパティが表示される. |
Alt+Space | ウィンドウの「移動」「サイズ変更」「最小化」「最大化」「閉じる」メニューを表示する.したがって,例えばAlt+Space / N でウィンドウが最小化する. ※移動とサイズ変更には矢印キーが使える.操作を確定するにはEnterを,取り消すにはEscを押す.変更量を繊細にするにはControlキーを押しながら矢印キーを使う. |
Space(インターネット・ブラウザー) | 1画面分進む. もちろんPageDownでもいい. |
Backspace(インターネット・ブラウザー:Netscape Navigator) Shift+Space(インターネット・ブラウザー:Internet Explorer) | 1画面分戻る. もちろんPageUpでもいい. |
Control+左右矢印(ワープロやエディター) | 単語単位の移動. |
Control+上下矢印(ワープロやエディター) | 論理行で移動.【註】ウィンドウ幅より広い行は自動的に折り返されて複数行として表示されるが,論理的には1行である.表示ではなく意味の上での行を論理行という. |
Control+Home(ワープロやエディター) | 文書の先頭へ移動 |
Control+End(ワープロやエディター) | 文書の最後へ移動 |
Shift+左右矢印(ワープロやエディター) | 文字の選択(選択範囲は文字単位で変化). |
Shift+上下矢印(ワープロやエディター) | 《演習課題》 |
Shift+Control+左右矢印(ワープロやエディター) | 文字の選択(選択範囲は単語単位で変化) |